テレビCMでおなじみのLINEMO(ラインモ)は、ソフトバンクが提供するオンライン専用の新しいプランです。
オンライン専用のプランということで、お問合わせは「チャット」もしくは「LINE」のみで受け付けとなっており、ソフトバンクでの店頭でも質問できず、電話での相談にも対応していません。
新サービスという事も有り、不明な点が多く、いきなり契約するのはちょっとと戸惑ってる人も多いと思います。
このページではLINEMO(ラインモ)のメリット・デメリットを中心について解説していきます。
LINEMO(ラインモ)とは

LINEMOとはソフトバンクの新しいプランで、発表当時はLINEモバイルと同様のソフトバンクのサブブランドではないかという話がでていました。
しかし、実際にはワイモバイル等のソフトバンクのサブブランドではなく、ソフトバンクが運営管理をするソフトバンクの携帯電話のプランの1つということになります。
メインブランドのソフトバンク同様の通信品質を、低価格で利用できるのがLINEMOということになります。
現在スマホの料金プランは複雑で、様々な割引が適用になる事で料金が安くなるプランが多く、ユーザーには非常にわかりにくい料金体系でした。
政府からの指導もあり、
- 携帯電話の料金をわかりやすく
- 料金を下げる
という指示を元に発表されたプランとなります。
料金を下げるために受付やサポートをすべてオンラインにすることでコスト削減を図っています。
そのためソフトバンクショップの店員さんと話してプランを決めたいと考えている人には、ハードルの高いプランとなっています。
LINEMOの料金について
LINEMOの料金はデータ容量が月20GB使えるのに対して月額2,728円(税込)という格安の料金設定になっています。
プランは1種類のみとなっており、シンプルでわかりやすくなっています。

それではLINEMOの料金を見ていきましょう!
LINEMOの月額料金
月額料金 | 2,728円/月(1プランのみ) |
---|---|
データ容量 | 20GB |
通話料金 | 22円/30秒 |
上記の表の通り、利用期間中は月額2,728円となっており、通話料は一律「22円/30秒」です。
通話をよくする人には、
- 通話準定額:550円/月(5分以内の国内通話が回数無制限でかけ放題)
- 通話定額:1,650円/月(国内通話が回数無制限でかけ放題)
という通話オプションが用意されています。
※キャンペーン中のため、通話準定額は1年間無料、通話定額は1年間1,100円にて利用できます。

通話をする人しない人、どちらの方にも最適のプランとなっています。
LINEMOの初期費用について
LINEMOに乗り換えたり、プランを変更した場合にかかる費用です。
新規契約 / ソフトバンク / ワイモバイル | 初期費用0円 |
---|---|
他社からの乗り換え(MNP) | 転出費用(2,200円) LINEMO初期費用0円 |
SIMカード・eSIMの発行 | 初期費用0円 |
※通話オプションについては「LINEMOの月額料金」をご確認ください。
LINEMOに関する初期費用はどの契約でも不要となりますが、MNPで他社からLINEMOに同じ電話番号で乗り換える場合、MNP番号の発行手数料として現在お使いの携帯電話会社から請求があります。
なお、それ以外にも場合によっては違約金等発生する場合があります。
違約金等の金額についてはお使いのプラン等により違いますので、契約前に現在利用中の携帯電話会社に確認しておくことをおすすめします。

LINEMOは契約期間の縛りは設定されていませんので、解約時の違約金はありません。
LINEMOのオプションについて
LINEMOは基本料金が安いため余計なオプションサービス等は付帯していません。
そのためユーザーが自分の使い方に合わせ必要なオプションを無駄なく選ぶことで、今までよりも通信料を安くすることができます。
LINEMOで利用できるオプションは次の通りです。
内容 | 料金 | |
---|---|---|
国際ローミング | 海外でもスマホが利用できるサービス | 基本料金無料(利用したデータ量は有料) |
フィルタリング | 有害サイトへのアクセスをブロック | 無料 |
LINEスタンプ使い放題 | 700万種類のクリエーターズスタンプ使い放題 | 無料(2021年夏より提供開始予定) |
データ追加 | 20GBを超えた場合で通常の速度が必要な場合 | 1GBにつき550円 |
毎月利用できる20GBを超えた場合、通信速度が1Mbpsに制限されます。
1MbpsでもWEBサイトの閲覧や音楽配信など利用は可能ですが、高画質の動画配信など楽しむ場合には追加でデータを購入することができます。
料金は1GBにつき550円と基本料金から比べると若干高額ですが、必要であればLINEMOのMy Menuから簡単に購入する事ができます。

どうしてもギガを追加したいと言う時に「データ追加オプション」は役に立ちます。
その他の利用可能な無料オプションは「国際ローミング」「フィルタリング」ですが、どちらも利用するのであれば別途申し込みが必要なので、利用予定の方はLINEMOの申し込みとは別に手続きをしてください。
「国際ローミング」及び「フィルタリング」の申込は、LINEMO契約後に「My Menu」より手続きを行ってください。
LINEMOのキャンペーンについて

LINEMOは月額料金を抑えるために基本的にキャンペーンを行わないという事でしたが、サービスが始まり顧客の確保のためか現在以下のようなキャンペーンを行っています。
通話オプション無料キャンペーン
キャンペーン内容 | 通話準定額550円 → 無料 通話定額1,650円 → 1,100円 |
---|---|
適用条件 | LINEMOへ新規契約 他社から乗り換え(MNP) ソフトバンクからの番号移行で契約 |
キャンペーン期間 | 2021年3月17日~終了日未定 |
LINEMOの音声通話料金は「22円/30秒」ですが、2通りの通話オプションがあります。
通話オプションは1年間550円割引となり、
- 5分間回数無制限で電話を掛けることが出来る通話準定額が1年間無料
- 通話時間、階数共に無制限の通話定額は1,650円から550円割引の1,100円
となっており、1年間利用することが出来るキャンペーンです。通話が多いユーザーにはうれしいキャンペーンです。
LINEスタンププレミアムポイントバックキャンペーン
キャンペーン内容 | LINEスタンププレミアム(ベーシックコース/デラックスコース)を利用中の方にLINEポイント240ポイントをプレゼント |
---|---|
適用条件 | ・LINEスタンプ プレミアム(ベーシックコース又はデラックスコース)に加入中であること ・「スマホプラン」に加入中であること |
キャンペーン期間 | 開催中(終了未定) |
LINEMOのメリットでもあるLINEスタンプが使い放題の特典ですが、サービスの開始は2021年夏ごろを予定しています。
その為か現在LINEMOを契約した場合、LINEスタンププレミアムの料金相当(240ポイント)のLINEポイントがプレゼントされます。
LINEで利用するスタンプは1つ1つ購入すると金額もそれなりになります。
LINEポイントではありますがその分戻ってくるのはうれしいキャンペーンです。

どちらのキャンペーンも終了時期は未定ですが、通話オプション550円引きはdocomoのahamo、auのpovoと比較してもかなりお得なキャンペーン内容となっています。
LINEMOのメリットについて

誰でも気になるのが本当にLINEMOに乗り換えてメリットがあるのかどうかです。
ここからはLINEMOに乗り換えることでどのようなメリットがあるのか解説していきます。
月額料金が安くてシンプルプラン
LINEMOの一番のメリットは月額料金の安さと分かりやすさです。
ソフトバンクとLINEMOの月額料金を比較してみます。
ソフトバンク | LINEMO | |
---|---|---|
基本月額料金 | 7,238円/月 | 2,728円/月 |
割引後 | 4,928円/月※ | 適用不可 |
通話準定額 | 880円/月 | 550円/月 ※1年間無料キャンペーン中 |
通話定額 | 1,980円/月 | 1,650円/月 ※1年間1,100円/月キャンペーン中 |
※ソフトバンクの料金は家族3人で「メリハリ無制限」を契約し、自宅でソフトバンク光を利用している場合です。
ソフトバンクの料金は割引後の金額が表示されていることが多く、その金額で利用するためにはいくつかの条件を満たさなければいけません。
ソフトバンクの公式サイトに表示されているプラン「メリハリ無制限」の場合、
- 家族3人以上がソフトバンクのケータイもしくはスマホの利用者
- 自宅にソフトバンク光もしくはソフトバンクAirを契約
をしている場合の金額となります。
複数の割引がある事でソフトバンクの月額料金は分かり辛いです。
一方LINEMOは「新みんな家族割」や「おうち割光セット」などの割引が適用にならないことと、プランが1つしかないため非常に分かりやすい料金体系となっています。
月額料金に関しては「メリハリ無制限」はその名の通りデータ量無制限で4,928円(家族3人以上、おうち割適用)となりますが、LINEMOは20GBで2,728円とLINEMOの方が2,200円安くなります。
LINEギガフリーについて
LINEMOを利用している人は「LINE」の
- トークの利用(テキスト・音声メッセージ・スタンプ・画像・動画・その他ファイルなどの送受信)
- 音声通話・ビデオ通話
等がギガを消費せず(毎月20GBに含まれず)に使い放題です。
※上記は一例です。他にもギガフリーにて利用できるLINEサービスはあります。
但し、LINE全ての機能がギガフリーというわけではなく、
- LINE Liveの利用
- OpenChatの利用
- スタンプショップの利用
等はギガを消費します。
※上記は一例です。他にもギガを消費するLINEサービスはあります。
そのため、LINEMOならLINEが全てギガフリーで利用できると思っていると、「あれ?通信量が減ってる」という事もありますので気をつけてください。
LINEのギガフリーについて詳しくは「LINEの通話がギガノーカウントに注意」をご確認ください。

LINEで音声通話・ビデオ通話する人にとってギガフリーは嬉しいサービスですね!
料金が安いのに高速通信(5Gにも対応)
LINEMOはソフトバンクの回線をそのまま利用しているため、通信速度はソフトバンクと変わらず高速通信が可能です。
ソフトバンクのサブブランドでもあるワイモバイルはお昼や夕方など利用者が多くなると通信速度が遅くなる事が報告されます。
しかしLINEMOに関してはサブブランドではなくソフトバンクのプランの1つなので、お昼や夕方などに通信速度が遅くなることはありません。
また次世代通信5GにもLINEMOは標準で対応、追加料金なしで5Gを利用することが可能です。
まだ利用できるエリアはソフトバンクと同様広くはありませんが、利用可能な地域ではより高速通信を楽しむことが出来ます。

5G対応エリアの確認はこちらからから可能です。
LINEMOのデメリットについて

LINEMOのデメリットを先に把握しておくことで、デメリットをデメリットと感じなくて済む場合もありますので、メリット以上に契約前にLINEMOのデメリットを知っておく必要があります。
ここからはLINEMMOのデメリットについて解説していきます。
LINEMOの契約も質問も全てオンラインのみ
LINEMOの最大のデメリットはオンライン専用プランという事です。
今まで携帯電話の契約や機種変更は近隣の携帯ショップに行って手続きをすることが多くありましたが、LINEMOはショップに行って手続きをすることが出来ません。
新規契約・解約・機種変更・乗り換えなどの契約はもとより故障やトラブル、相談なども全て店舗の窓口では対応してくれません。
対応は全てチャットもしくはLINEなどインターネットを利用した手続きになります。
窓口で対面でのサポートと違い、場合によって問題解決には多少の時間がかかる場合がありますので注意しなければいけません。
特にチャット対応のデメリットとして、
- チャット担当のオペレーターに繋がるまで時間がかかる
- 伝えたい要件がうまく伝わらない
等といった事もありますので、問題が解決しない場合もあります。
チャットやメールでの対応が不安という事ならば、LINEMOはあまりおすすめできるプランではありません。
そのような現状の問題点を含めて考えていくと、初めてスマホを持つ人は難しいかもしれませんが、利用歴がそれなりにあるスマホユーザーならオンライン専用プランでもそれほど問題は無いといえます。

LINEMOは電話サポート行わないというアナウンスがありましたが、現時点では電話での申込窓口が用意されています。
LINEMO申込窓口 | 0800-100-1850(10:00~19:00) |
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ただし、非常に混雑しているようで、受付窓口になかなか繋がらないのが現状です。本来電話受付は対応しないという事もあり、オペレータの数はそれほど多くない事が予想されます。
家族割やおうち割等の各種割引は対象外
LINEMOはソフトバンクのプランに適用される割引が全て適用されません。
ただ、ソフトバンクでの割引が複雑で現在どの割引が適用されているのか、また何故割引が適用されているのかが分からないユーザーも多いため、ここで改めてソフトバンクの各種割引について簡単におさらいしていきます。
新みんな家族割
家族でソフトバンクを利用していれば、みんなが毎月基本料金から一定額の割引を受けられるサービスです。
家族とは同居の家族はもちろん、同居中の恋人・遠くの親戚・シェアハウスの仲間などが対象となります。
新みんな家族割 | 1人利用で割引0円 2人利用で割引660円/台 3人以上で割引1,210円/台 |
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割引額はプランにより異なります。
また、利用中のプランによっては割引の対象外となりますので注意してください。
新みんな家族割対象プラン
- データプランメリハリ無制限
- データプランメリハリ
- データプラン50GB+
- データ定額 50GBプラス
- データ定額 50GB
割引の対象となる回線数は2回線~10回線となりますので、1台または11台以上については割引対象外となります。
おうち割光セット
おうち割光セットはソフトバンクのスマホやケータイをご利用中の方がソフトバンク光もしくはソフトバンクAirを契約し、スマホと自宅のインターネットをセットで利用した場合適用になる割引です。
割引額は次の通りです。
おうち割光セット | ‐1,100円/台 |
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家族4人でソフトバンクを利用している場合、1台につき最大で1,100円が毎月割引されます。
割引額は加入中のプランにより変わりますので注意してください。
また、おうち割光セットを適用させるためには以下の適用条件を満たす必要があります。
おうち割光セット適用条件
- 指定の固定回線またはソフトバンクAirを利用中の方
- 指定の固定回線の場合、指定のオプションサービスに加入している事
指定の光回線とはソフトバンク光(Yahoo!BB ADSLを含む)・NURO光などの固定回線で、指定のオプションとはBBユニットのレンタルもしくは光電話サービスとなります。
注意したいのが固定回線の場合、割引を受けるためには指定のオプションに加入が必要という点です。
光電話やソフトバンクのBBユニットのレンタルには550円の料金がかかります。
場合によっては割引額とオプションの料金が同額で割引の意味がなくなってしまうことがあります。

今までおうち割光セットを利用している人がLINEMOに乗り換える場合、光回線も他の光回線に乗り換えた方が料金が安くなるケースが多いです。
おうち割 でんきセット
2016年に電力自由化が開始され、電気の供給は今まで通りですが支払の窓口が選べるようになりました。
おうちでんきは、家庭の電気料金の支払いをソフトバンクとあわせて支払いすることで、電気料金と通信費が割引になるサービスです。
おうちでんき | スマホ1台につき110円割引/月 固定回線から110円割引/月 |
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割引の例では家族3人でソフトバンクのスマホを利用している家庭が、固定回線と電気料金をソフトバンクでまとめた場合、スマホの料金が1台につき毎月110円割引となりますので合計で330円割引となります。
加えて固定回線から毎月110円割引になるので、スマホの料金+固定回線の割引合わせて毎月440円が割引されます。

上記の割引額は2年間限定となり、3年目以降は半額の55円/台となります。
おうち割でんきセットの割引は、LINEMOに変更することで適用されなくなってしまいます。
ドコモやauなどからLINEMOへの乗り換えについては、初めからセット割が適用されていないので問題はありませんが、現在ソフトバンクのスマホを利用していて、各種割引が適用になっている場合には上記の割引が受けられなくなってしまいますので十分注意が必要です。

その他のデメリットや注意点については【LINEMOの契約前に「注意点」を徹底解説~大丈夫その契約!?~】を参考にしてください。
LINEMOがおすすめの人とおすすめできない人

LINEMOがおすすめの人はどのような人になるのでしょうか?
LINEMOがおすすめの人
LINEMOがおすすめの人にあてはまる条件を見ていきます。
月額料金を今より安くしたい人
ソフトバンクを含めドコモやauのスマホを使っている方で、
- 今よりも料金を下げたい
- 月に利用できるデータ量が少ないのは嫌!
という方にLINEMOはおすすめです。
ドコモ・au・ソフトバンク・LINEMOの料金を比較してみてみます。
キャリア | データ量 | 月額料金(最大割引適用後) |
---|---|---|
ドコモ | ギガホプレミアム(無制限) | 7,315円(4,928円) |
au | 使い放題MAX(無制限) | 7,238円(4,928円) |
ソフトバンク | 新メリハリ無制限(無制限) | 7,238円(4,928円) |
LINEMO | 20GB | 2,728円 |
ドコモ・au・ソフトバンクの利用可能なデータ量は無制限となっていますが、LINEMOは上限が20GBとなっていて、それ以降は追加1GBにつき550円の料金がかかります。
LINEMO以外の3社は最大限に割引が適用されると月額料金は同じ4,928円とLINEMOとの差額は2,200円になります。
データチャージが1GBにつき550円なので、2,200円で4GBのデータを購入することが出来ることになります。
結果として月に利用するデータ量が24GB以下であれば、LINEMOのほうがお得という事になります。
ただし、ドコモ・au・ソフトバンクは全ての割引が最大限に適用された場合の金額となるので、割引額が変われば購入できるデータ量が変わっていきます。

月のデータ通信量は24GB以下しか使わないという人はLINEMOの方がお得です。
対面でのサポートが必要ない方
LINEMOはコスト削減のためオンライン専用のプランとなっています。
そのため、対面での申込や相談などは一切することが出来ません。
そこがLINEMOの大きなデメリットでもあるのですが、対面でのサポートは必要ないという方にはデメリットにはなりません。
サポートはメールやチャットで十分という方にLINEMOはおすすめです。
月のデータ消費量が1GB以上20GB未満の人
スマホユーザーなら月のデータ消費量が1GB以下という事はあまりないかもしれませんが、周りの環境によりWi-Fiを利用することで毎月の利用データ量が1GB未満という事も無いとは言えません。
1GB未満の場合LINEMOよりも安いプランはありますが、割引が適用になっていることが条件となります。
割引が無い場合や、1GBを少しでも超えてしまう場合にはLINEMOのほうがお得となります。
データの使用量を1GBに抑えるようにスマホを利用するのであれば、データ量を気にせず使えるLINEMOのほうがおすすめになります。
LINE通話等LINEの機能を多く使う人(スタンプ含む)
スマホのアプリLINEを利用している人は多いと思いますが、その中の機能でLINE通話やLINEビデオ通話を利用する人も多いと思います。
LINEMOのメリットでも触れましたが、LINEアプリで利用したギガはLINEMOではカウントされません。
その為、LINE通話やLINEビデオ通話をよく利用する人は、データ量を気にすることなく利用出来るのでLINEMOはおすすめです。
LINEMOがおすすめできない人
では、逆にLINEMOがおすすめできない人はどのような人になるのでしょうか。
オンラインだけのサポートは不安という人
LINEMOの一番大きなデメリットはオンライン専用プランという点です。
その為スマホを初めて契約する人やスマホの取り扱いに自信のない人にはLINEMOはおすすめできません。
乗り換えについては非常に分かりやすく公式サイトに記載されているので問題はありませんが、突発的なトラブルがあった場合にはやはりメールやチャットのみでは心配かもしれません。
そのような方であれば、LINEMOはおすすめのプランではないといえます
月のデータ利用量が1GB以下もしくは20GB以上の方
データ利用量が毎月20GB以上の方は、LINEMOよりもメインブランド(SoftBank)の無制限プランの方がおすすめです。
なお、データの利用量が毎月1GB以下でおうち割光セットが適用になっている方ならばLINEMOはおすすめできませんが、逆におうち割が適用にならないのであれば、たとえ1GBのでもLINEMOのほうがお得です。
毎月のデータ利用量が1GB未満でおうち割光セットが適用になっている方、もしくは毎月のデータ使用量が20GBを超える場合にはLINEMOはおすすめできません。
ソフトバンク光を利用している人
ソフトバンクのおうち割光セットを利用している場合、ソフトバンク光の光電話やBBユニットなどのオプション料金はオプションパックというサービスが契約出来ます。
しかし、LINEMOにするとソフトバンク光のオプションパックが利用出来なくなってしまいます。
ソフトバンクのスマホを利用している場合セットで550円で利用出来ていたものが、ソフトバンクの光電話が550円、BBユニットのレンタルが514円を個別にレンタルしなければいけません。
その為LINEMOに乗換える場合、同時に光回線の乗り換えも検討するのがおすすめです。

その他LINEMOに乗り換える際に注意しなければいけない点は「LINEMOの契約前に「注意点」を徹底解説~大丈夫その契約!?~」にて詳しく解説していますので参考にしてください。
LINEMOのまとめ
LINEMOは今話題のオンライン専用プランです。
発表当初はワイモバイルと同じソフトバンクのサブブランドではないかという噂もありましたが、通信速度もソフトバンク同様高速でコストパフォーマンスの高いソフトバンクのプランの1つという事になります。
しかし、どのキャリアも未経験なオンライン専用プランという事で今後も数々の改良点は出てくる事が予想されます。
そうなると今はまだLINEMOの乗り換えるべきではないのかという声も聞こえてきそうですが、そんなことはありません。
LINEMOは今までのスマホのように縛りも無いので、自分の好きな時好きなタイミングで解約や乗り換えが可能です。
今の高額なプランから1ヶ月でも速くLINEMOに乗換えてしまえば通信費の節約になります。
上で説明したLINEMOがおすすめできない人以外の場合は、とりあえずLINEMOに乗り換えてしまい、自分のライフスタイルに合わなければ他のプランやキャリアに乗り換えるという方法も可能です。
各キャリアからオンラインプランが始まることで、今後は自分のライフスタイルに合わせキャリアもプランも乗り換えていくのがお得にスマホを利用する方法です。
LINEMOを解約する際またはMNP転出にかかる費用はありませんので、LINEMOに乗り換えた後に他社に乗り換える場合でも、MNP転出の手数料等の費用はかかりません。