楽天モバイルとワイモバイルの比較完全版~どちらがおすすめ?~

携帯電話大手3社のオンライン専用プランがスタートし楽天モバイルも最新のプラン【Rakuten UN-LIMIT Ⅵ 】をスタートしました。

それと合わせるようにY!mobileもプランに変更があり、さらに利用しやすくなりました。

ここでは楽天モバイルが提供するRakuten UN-LIMIT Ⅵと、Y!mobileのどちらにするか悩んでいる方のために両社を徹底比較していきます。

どちらにすればいいのなかなか決められないという方ならば是非参考にしてください。

本記事を読んでわかること
  • 楽天モバイルとワイモバイルのそれぞれの特徴
  • 楽天モバイルとワイモバイルのどちらを選んだら良いか

このページでは、総額表示の義務付けにより、料金(価格)は全て税込での表記になっております。

楽天モバイルとワイモバイルの料金比較

楽天モバイルとワイモバイルでは料金体系が少し違います。

楽天モバイルのプランが1つしかないのに対し、ワイモバイルは3つのプランに分かれています。

まずは比較の前に両社のプランを簡単に解説していきます。

楽天モバイルの料金プラン

楽天モバイルの料金プランは1つだけです。

但し、プランは1つですが、利用したデータの量で料金が4段階に変わる従量式になります。

料金プラン(Rakuten UN-LIMIT Ⅵ)

料金
0~1GB0円
1GB~3GB1,078円
3GB~20GB2,178円
20GB以上(無制限)3,278円
音声通話30秒22円

Rakuten UN-LIMIT Ⅵの一番のメリットは月の利用量が1GB以下の場合0円ということです。

そして、20GB以上はどれだけ使っても3,278円となっており、大容量使う人にとっては嬉しい料金プランとなっています。

ただし、利用する地域が楽天モバイルのエリア外(パートナー回線エリア)の場合、通常の速度で利用できるのは5GBまでとなっています。(5GB超過後は1Mbps)

パートナーエリアの場合、5GBを超え無制限になる20GBまでの残り15GBを、通信速度1Mbpsで消費するのはあまり現実的ではないため、パートナー回線の場合は実質上限が2,178円と考えていいでしょう。

楽天回線エリア:https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/

音声通話については音声通話アプリ【Rakuten LINK】を利用した場合、通話料金は無料となります。

2回線目以降に関しては1GBまで0円ではなく、「0~3GB」1,078円となりますので注意してください。

ワイモバイルの料金プラン

ワイモバイルは3つのプランが用意されているので、その中から自分に合ったプランを選んで契約する形になります。

シンプル Sシンプル Mシンプル L
月額料金2,178円/月3,278円/月4,158円/月
最大割引適用時990円/月2,090円/月2,970円/月
データ量3GB/月15GB/月25GB/月
データ超過後の速度最大300kbps最大1Mbps最大1Mbps

※音声通話は30秒22円。

ワイモバイルと楽天モバイルとの違いは家族割引などワイモバイルには各種割引がある点です。

家族でワイモバイルを利用すると2台目以降が家族割引の適用になり、基本料金が毎月1,188円割引になります。

上の表の最大割引適用時の金額は、家族割適用後の月額料金で、家族で2台以上ワイモバイルの契約があり、尚且つ2台目以降の月額料金が最大割引適用時の金額となります。

CMや広告で【990円】と表示されていますが、その金額はあくまで割引適用後の金額なので注意してください。

音声通話に関しては通常30秒/22円の通話料金がかかりますが、オプションで国内通話10分かけ放題が770円/月国内通話24時間かけ放題が1,870円/月の2種類から選ぶことができます。

音声通話を頻繁に利用する人にはうれしいオプションサービスです。

楽天モバイルとワイモバイルのプランを比較

ここで改めて両社の料金を比較してみます。

一番左の欄の左側が楽天モバイルのデータ量で右側はワイモバイルのデータ量です。

Rakuten UN-LIMIT Ⅵ / シンプルプラン楽天モバイルワイモバイル
~1GB  /  –0円
1GB~3GB / 3GBまで(S)1,078円2,178円(990円)
3GB~20GB / 15GBまで(M)2,178円3,278円(2,090円)
20GB以上 / 25GBまで(L)3,278円4,158円(2,970円)

どちらもデータ量に応じて料金が変わりますが、大きな違いは自分で上限を決めることができるか出来ないかという点です。

ワイモバイルの場合は、シンプルプランS(3GB) ・シンプルプランM(15GB)・シンプルプランL(25GB)の3つのプランから自分で選択します。

そのためシンプルプランSを選んだ場合は、3GB以上は通信制限となります。

しかし、楽天モバイルの場合は、3GBを超えたら自動で「3GB~20GB」の料金に変わります。

お子さんにスマホを持たせる場合等は、通信量が決まっていた方が良いですね!

では、実際に2社を選ぶ場合どこがポイントとなるのでしょうか?

料金で選ぶのであれば楽天モバイルが一番安くお得です。

ただし、ワイモバイルも家族割が適用になると、ワイモバイルのほうが安く利用することができます。

楽天モバイルの料金はワイモバイルよりも高額になりますが、楽天モバイルは無制限に利用できるというのが最大のメリットです。

ワイモバイルはあくまで家族割が適用になっていることが前提となりますので注意してください。

対応エリア比較

携帯電話の料金は重要ですが、それと同様に重要なのが利用可能なエリアです。

いくら安くて高速通信ができても、電波が届かなければ話になりません。

ここからは楽天モバイルとワイモバイルの利用可能エリアを比較していきます。

楽天モバイルワイモバイル
人口カバー率74.9% (2021年1月末時点)99%
エリア確認サイト通信・エリアエリア

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドということもありソフトバンクの電波を利用します。

そのためほぼ全国で利用することができます。

また、5Gについてもソフトバンク同様のエリアで利用することが可能となります。

それに対し楽天モバイルは2021年1月の時点で人口カバー率74.9%と残念な結果となっています。

しかし、現在楽天は急ピッチでエリアの拡張を進めていて、楽天の発表では2021年夏には人口カバー率96%まで引き上げる見通しと発表しています。

また、楽天モバイルは仮にエリア外でもパートナー回線(現在はau回線)を利用して通話及びデータ通信が可能です。

月間5GBの制約はありますが、エリア外では全く利用できないというわけではありません。

5GBを超しても最大1Mbpsでの通信は可能なので、利用方法によっては問題なく利用できます。

プラチナバンドが利用できるソフトバンクが有利

楽天モバイルとワイモバイルの大きな差は利用できる電波です。

携帯電話の電波は周波数によりバンドx(xは数字)で分類されていて、事業者ごとに振り分けられています

ワイモバイルバンド1(2.1GHz)
バンド3(1.7GHz)
バンド8(900MHz)
バンド11(1.5GHz)
バンド28(700MHz)
バンド42(3.5GHz)
楽天モバイルバンド3(1.7GHz)
バンド18(800MHz)

上の表は現在主流の4GLTEの周波数帯域です。

この中で特に重要なのが「バンド8とバンド18」です。

この2つのバンドは「プラチナバンド」と呼ばれ地下や山間部等でも電波がつながりやすいとされています。

そのプラチナバンドを利用できるのが現在ドコモKDDIソフトバンクの3社となっていて楽天モバイルでは利用することができません。

上の表に入っているバンド18は楽天がKDDIの電波(パートナー回線)を借りて利用できるようになっているということになります。

ワイモバイルがソフトバンクのプラチナバンドを利用することができるのに対し、楽天モバイルは自社でプラチナバンドを持っていないのが、他社に遅れを取っているポイントと言わざる負えません。

この点については楽天側も理解していて、電波の割り当てを管理している総務省に対し電波の再割り当てを依頼しているようですが、まだ見通しはたっていないようです。

携帯電話を利用するうえで重要な電波のつながりやすさという面ではワイモバイルが一歩リードといえます 。

通信速度比較

現在主に使われている電波【4G】の通信速度は75Mbps~100Mbpsとなっています。

ただ、実際に利用してみると利用する環境により通信速度は大きく変わるので、ほとんどの場合ここまでの速度が出る事はありません。

楽天回線 vs ワイモバイル

楽天モバイルとワイモバイルではどのくらい通信速度が違うのでしょうか?

測定場所は楽天モバイルのエリア内の駅周辺で、楽天モバイルもワイモバイルもアンテナの表示本数はMAXの状態で測定しています。

今回の測定は、ワイモバイルの測定値が楽天モバイルと比べあまりにも遅いので、参考値としてauの測定値も計測しました。

楽天モバイルワイモバイルau(参考)
下り速度42Mbps3.1Mbps11Mbps
上り速度27Mbps3.2Mbps19Mbps
レイテンシ(アンロード済み)38ms43ms27ms

ネットの利用で重要なのが下りの速度ですが、ワイモバイルが下り3.1Mbpsに対し楽天モバイルが42Mbpsと10倍以上です。

これだけ見てしまうとワイモバイルの測定値が遅く思えますが、auの測定値が11Mbpsとなっていることを考えるとそれほど遅いというわけではありません。

楽天モバイルに関してはネット上でも速度が速いという報告が多く見つかりますが、今回の測定値も同様の結果となりました。

利用エリアにより速度は大きく左右されます。
今回は、楽天モバイルが速かったですが、ワイモバイルの方が速いという場合もあります。

パートナー回線 vs ワイモバイル

次に郊外にて計測してみました。

楽天回線はエリア外のためパートナー回線を利用した際の速度を比較してみます。

楽天モバイル
(パートナー回線)
ワイモバイルau(参考)
下り速度8.6Mbps70Mbps12Mbps
上り速度8.2Mbps71Mbps17Mbps
レイテンシ(アンロード済み)38ms9ms34ms

楽天モバイルの電波が利用できないパートナー回線での測定値は、auの測定値に似た数値が出ています。

楽天モバイルのパートナー回線はauの回線を利用しているのでこのような結果となったことが想像できます。

楽天モバイルに対し速度が大きく変わったのがワイモバイルで、下りの速度が駅周辺では3.1Mbpsであったのに対し、郊外では70Mbpsまで上がっています。

これは郊外でワイモバイルの利用者が駅周辺よりも少ない事や、時間帯が理由と考えられます。

以上の事から楽天モバイルはエリア内であれば通信速度は速いのですが、楽天モバイルのエリアを外れてしまうと特別高速というわけではなく、パートナー回線のauと同程度の速度と言えます。

ただし、ここでもネックとなるのがパートナー回線の利用限度5GBです。

利用するエリアが楽天モバイルの電波が安定してはいる地域なら楽天モバイルは高速です。

しかし、パートナー回線を利用しなければいけないエリアでは、電波が良くても5GBを超えると速度が1Mbpsに制限されてしまうので、使い方によっては不便に感じてしまいます。

ワイモバイルは楽天のようにすごく高速ということではありませんが、ソフトバンクの電波を利用しているため安定した速度で利用できる点と、比較的安定した電波を受信できる点移動することが多い人にはワイモバイルのほうがおすすめになります。

サポート比較

ワイモバイル及び楽天モバイルでは、オンライン以外にも、窓口で申し込みもできますし、電話でわからないところを聞くこともできます。

楽天モバイルワイモバイル
店舗数約200店約900店(約1600店)
電話サポート0800-805-00900570-039-151
その他AIチャット・来店予約制AIチャット・来店予約制

楽天モバイルの窓口はサービス開始からわずか1年ということもあり、ワイモバイルに比べると少ない状態です。

ワイモバイルはワイモバイル専門のショップがあるうえに、ソフトバンクのショップでワイモバイルも扱ってる店舗があるためその差は非常に大きくなっています。

ただし、現在は両社とも対面での申し込みやサポートは基本的に予約制となっています。

予約を取る場合公式サイトから予約をしたうえで来店すると待ち時間が少なくスムーズにサポートを受けることができます。

電話サポートに関しては両社ともなかなかつながらないのが現状です。

確実にサポートを受けるのであれば、窓口がベストな選択です。

スムーズにサポートを受けるためには事前にネットから来店予約をするのが必須となります。

サポートに関しては圧倒的に窓口の数が多いワイモバイルのほうがおすすめになります。

キャンペーン・割引の比較

新規契約や乗り換えの際に気になるのがキャンペーンです。

ここからは楽天モバイルとワイモバイルのキャンペーンや割引について比較していきます。

割引比較

楽天モバイルとワイモバイルの割引は次の通りになっています。

楽天モバイルワイモバイル
家族割2台目以降1,188円/月割引
セット割1台につき1,188円/月割引

ワイモバイルの家族割はソフトバンク等の家族割とは少し異なります。

ソフトバンクなどの家族割は家族3人がソフトバンクのスマホを利用していれば、3人が家族割引の対象となります。

それに対しワイモバイルの家族割は家族3人がワイモバイルの場合、親となる契約は割引対象にならないので、割引対象は親以外の2台となります。

ワイモバイルは「おうち割」と「家族割」の併用はできません。

楽天モバイルは家族割やセット割など割引サービスは一切ありません

だだし、最初の料金比較を見ていただくとわかりますが、割引がなくても楽天モバイルの月額料金は低く設定してあります。

ワイモバイルをお得に使うなら家族割やおうち割は非常に重要なポイントになります。

キャンペーン比較

楽天モバイルもワイモバイルも新規契約や乗り換え時に特典が用意されています。

キャンペーンも乗り換え先を選ぶ重要なポイントとなります。

では両社どのようなキャンペーンを行っているのでしょうか?

楽天モバイルのキャンペーン

楽天モバイルは1年間無料のキャンペーンを行っていましたが、2021年4月7日でこのキャンペーンは終了しました。

現在は次のキャンペーンを行っています。

  • 3カ月無料キャンペーン
    楽天モバイルの基本料金が3カ月間無料で利用できるキャンペーンです
  • 最大25,000円相当の割引キャンペーン
    契約と同時に端末を購入すると最大で25,000円相当の楽天ポイントが付与されます。
  • 楽天ポイントが+1倍
    楽天モバイルを利用中は楽天市場での買い物がポイント+1倍になります。
  • おうちのネットが1年間無料
    楽天モバイルと自宅の固定回線、楽天ひかりを申し込むと楽天ひかりが1年間無料で利用できます。

上記以外のキャンペーンで【Rakuten Hand実質0円】や【Rkuten Miniが1円】のキャンペーンを行っていますが、現在どちらも在庫切れで再入荷の時期も不明となっています。

楽天モバイルのキャンペーンについてはこちらの【2021年4月お得な楽天モバイルのキャンペーン内容や注意点を詳しく解説

ワイモバイルのキャンペーン

ワイモバイルでは現在次のキャンペーンを行っています

  • 端末が最大18,000円割引
    ワイモバイルで対象の端末を購入すると最大18,000円の割引が受けられます。
  • ワイモバ学割
    5歳から18歳までを対象に基本料金が基本料金が13カ月間割引されます。
    ※シンプルSは対象外
  • データ増量無料キャンペーン2
    初めてデータ増量オプションを申し込むと(550円/月)が1年間無料で利用できるキャンペーン
  • 新規・乗り換え契約でPayPayボーナスプレゼント
    新規・乗り換え契約で最大5,000円相当のPayPayボーナスをプレゼント

ワイモバイルの申し込みは自宅で簡単にできるネットからの契約がおすすめですが、申し込み窓口が【Y!mobileの公式サイト】と【Y!mobileストア】の2つから選ぶことができます。

どちらからの申し込みがお得なのかは申し込みの時期により異なりますので、こちらの【2021年4月ワイモバイル(Y!mobile)のお得なキャンペン情報一覧】を参考にしてください。

まとめ

楽天モバイルもワイモバイルもそれぞれいいところも悪いところもあるので、一概にどちらかをおすすめという事は言えません

ユーザーが何に対してポイントを置くかで、どちらを選ぶのがいいのかは絞られてきます。

料金だけで選ぶなら楽天モバイルですが、電波のつながりやすさならワイモバイルという選択になります。

ただし、ワイモバイルも家族割もしくは固定回線とのセット割が利用できるのであればら楽天モバイルと同じくらい低価格で利用することができます。

ユーザーが利用する環境に合わせ料金で選ぶのか、それともつながりやすさで選ぶのかを決めることがポイントとなります。